ログハウスは、一般住宅に比べて、「住居」としての認知度はまだまだ低く、お客様のなかでも知識のある方はほとんどいません。私は、自分の仕事やチェーンソーアートなどの活動が、ログハウス・ログライフへの糸口や架け橋になるよう、どのようなことでも「丁寧かつ真摯に対応すること」を大切にしています。
ログハウスは一生ものの買い物です。たとえ憧れや夢があっても、専門知識も少ないなかでログハウスを建てることは、誰にとっても簡単なことではありません。だからといって諦めないでください。安心して夢を叶えてほしい、心から満足して幸せな生活を手に入れてほしいと、私は強く願っています。
また、人生の長い時間を過ごす住宅建築には、お医者さんと同じように、信頼のおける人がずっとサポートしていくことが必要だと思っています。メンテナンスが必要とされるログハウスには、特に大切といえるでしょう。作業工程においても「棟梁が最後まで面倒をみる」、これは礼儀でもあると思っています。
「仕事だからやっている」のではなく、オーナーのログハウスに対する情熱に応えられるだけの気持ちがあるから。「本気の仕事で、お客様を喜ばせたい!」心からそう思っています。



スペシャリストの職人を集めて建築しても、必ずすき間はあきます。日本人はすき間が嫌いです。私もそうです。だから5・6年経って木が落ち着いたら、チンキング(※)をします。WILD LIFEでは、日本人の加工技術で極力すき間の量を減らし、メンテナンス時のチンキングの際、最小で済むように建築します。
これを木独特の「趣き」として好む人もいますが、そうでない人から見れば、嫌だな、割れないようにできないの?などということもあります。そういった意味で、高性能ではありません。
だから、「どの材料を選んで、どう建築していくか」ということが、とても大切なのです。特にログハウスの場合は、骨組みと外壁が一緒なので交換ができません。「どう外壁を守っていくか」が重要になります。
WILD LIFEでは、1つ目と2つ目は、自然のありのままの姿にこだわります。ただし、3つ目はとても真剣で頑固です。社寺、古い民家に倣って建築していきます。
(※)チンキングとは、温度や湿度などの影響によって、ログ材のかみ合わせ部分にできたすき間を埋める処理のこと。チンキングは、外からの害虫やホコリ等の侵入を防ぐだけでなく、気密性に優れているため、断熱効果も高めます。

私は夢を持ってこの世界に入りました。ログハウス自体は、私の思っていたイメージ通り大変すばらしいものでした。
しかし一方で、ガッカリする現実もまた知りました。それが下記の写真です。作り手として開いた口がふさがりませんでした。これではオーナーも作り手も、悲しい末路です。
WILD LIFEでは、ものづくりの定義にも書いた通り、
『オーナーが末永く楽しむ』ための建築をしていきます。


チェーンソーを駆使して表現する彫刻、「チェーンソーアート」。
チェーンソーを使って丸太を削り出し、細かく彫刻(ディテイルアップ、さまざまな装飾も施す)していくことをいいます。
ハンドカットログハウスをつくる際などにも必須である「チェーンソー」は、チェーンになっている刃を高速回転させて物を切断する道具。強い動力を持つチェーンソーを操るのは、大変技術の要ることであり、危険な作業でもあります。そのため、チェーンソーアートは「世界で一番危険なアート」ともよばれています。
一般的に知られている彫刻と違い、チェーンソーを使って彫刻していきます。チェーンソーを使った勢いある表現は、他の彫刻にはなくチェーンソーアートならではです。チェーンソーアートの仕上げは、ノミ、サンダー等を用い、チェーンソーの勢いある表現を殺さずに仕上げていきます。
WILD LIFE代表の宇津昭男は、このチェーンソーアートの創作活動を通して、木材彫刻としての造形美を深く探求してきました。日本ではまだまだ知られていませんが、アメリカ・カナダなどではポピュラーな美術品です。WILD LIFEでは、チェーンソーアートで磨いた感性とバランス感覚から生みだされる「造形美」を、ログハウス建築の「造景美」へと発展させ、活かしていきます。また、ログハウスのシンボル、オーナーのシンボルを彫刻します。
























